こんにちは!きょうか(@kyokara_com)です!
短大を卒業してから厨房の栄養士として働いていたのですが、
実はこの仕事、就活の最後の最後で決めた仕事だったんです。
それまで私はエステティシャンになろうとしてました。
栄養士の学校やのになんでエステ?ってなりますよね。
- 栄養士なのにどうしてエステ業界に興味を持ったのか
- 最後に厨房栄養士になることを決めた理由
厨房で働くのが嫌だった
栄養士になるため短大で勉強していたのですが、どうしても給食の仕事はしたくなかったんです。
調理は苦手だし、厨房は暗いイメージだし、朝も早いって聞くし…
厨房で仕事をする栄養士にどうしても魅力を感じられなくて、食事指導や栄養指導など給食以外で資格を活かせる仕事をしたいと思っていました。
短大なので1回生の後期あたりから就活の話が出てきます。
2回生になったらめちゃくちゃ早い段階で内定を貰ってる子とかもちらほら出てくるんです。

そろそろ就活を始めなければという焦りもあったのですが、大学に用意されているのは給食の求人ばかりで、私はどうしても前向きに就活を始められませんでした。
エステサロンにエントリーしたのが就活の始まり
夏休みに入る前ぐらいに進路相談室に行き求人票を見てたんですが、そこでエステサロンの求人を見つけました。
なんでエステサロンに栄養士の募集が…?
と、すごく気になったので調べてみると
外側からだけでなく内側からも体を綺麗にしていくという理由で、栄養指導や食事指導ができる栄養士が募集されていたんです。
これよ!
私がなりたかった栄養士は!!!

元々エステに興味があったので、栄養士という立場でエステに関われる仕事は私にとって理想的でした。
見つけた!!!という気持ちでエステの企業にエントリーしたのが、私の就活の始まりでした。
エステサロンから内定をもらう
エステサロンにエントリーした後、3回の面接を全て突破し内定をいただくことができたんです!
面接の時に詳しいことを聞いたら
- 今は栄養士の食事指導をできる体制が整っているわけではないが、近いうちに実現させたいと考えている
- 入社してからひとまずはエステティシャンとして仕事をする
ということでした。
すぐに栄養士の資格を活かせるわけではなかったのですが、
将来的に私がしたい仕事ができるならという期待があったし、
私自身エステには興味があったのでエステティシャンの経験ができることにも魅力を感じたので、
栄養士としての仕事がすぐ出来ないということに対してがっかりすることもありませんでした。
第一志望の会社とは別にもう1社エントリーしていたのですが、そこは早い段階で落ちてしまいました。
遅めにスタートした私の就活はこの2社で終わりました。
…と思ってたんです!!!!!
栄養士の資格が活きるのかと悩む
就職先も決まったしあとは卒業できるように頑張ろ〜と思っていたのですが、内定をもらってからしばらく経った頃に、
今も必死に勉強してるのに、
栄養士の資格を使わなくていいのか…?
と思うようになってきたんです。

エステティシャンに憧れはあるしやってみたいけど、この仕事に栄養士の資格は活きるのか。
面接の時も栄養士としての仕事は「今すぐではなくて将来的に」という話はされていたし、私もそのことには納得していました。
それでもモヤモヤしてしまう原因は
資格が無駄になってしまうのは両親に申し訳ない
という気持ちでした。
エステティシャンになろうと思った時に、もしかしたら資格を活かせないかもしれないということも両親には相談していたし、それに対しても「無駄になることはないから好きなことしていいよ」と言ってくれていました。
それなのに改めてこれからエステティシャンとして働くということを考えた時、
私は栄養士として、栄養士の仕事をするべきなのかもしれない
と思ったんです。
エステサロンの内定を辞退する
そうなんです。
内定辞退しました。
元々エステに興味はあったし私自身エステティシャンになりたいという気持ちもあったのですが、ここで栄養士として働かなかったらもう資格を使うことが無いかもしれないと思ってしまい、栄養士として働くことを決めました。
ほんとにめちゃくちゃ悩んだんですよね。
本当に辞退していいのか…
でも資格を使わなくていいのか…
辞退の連絡をしてからも本当によかったのかと悩みました。
でもやっぱり、
栄養士の仕事をすることが両親のためだと思ったんです。
勝手にですけどね。
再び就活を始める
内定を辞退したのが秋頃だったので、そこから就活再スタートです。
ゼロの状態になってしまったので、結構焦りはありました。

ほぼ毎日ぐらいの勢いで進路相談室に通って担当の先生に相談に乗ってもらっていました。
いくつか会社を紹介してくれたのですがどこもいいと思えるとこは見つからず、とはいえ早く見つけなといけないという焦りがあったので紹介された中からケーキ屋に応募することにしました。
ケーキ屋を選んだ理由は、過去にケーキ屋でのバイト経験があることと単純にケーキが好きだからという理由でした。
ひとまず説明会に行かせていただいたのですが、やっぱりしたいことではないと思ってしまい他の会社を探すことにしました。
こんな状況になってもまだ、給食の仕事をしたいとは思えなかったんです。
卒業間際で就職先が決まる
就活に進展がないまま、学外実習が始まってしまいました。
施設で実際に働く栄養士さんの元で研修をさせていただくのですが、なんとこれがきっかけで私は給食の仕事がしたいと思えたんです!
きっかけについての内容はぜひこちらの記事をご覧ください。
唐突ですが実は私、栄養士の資格を持ってるんです。 持ってるだけで、現役で仕事をしているわけではありません。 短大を卒業してから厨房の栄養士として働いていましたが、1年で辞めました。 今回[…]
研修で初めて栄養士としてのやりがいを見つけられた気がして、今まで給食は嫌だと思っていたのにも関わらず自ら厨房で働きたいと思うようになりました。
このことを進路相談の先生に話すと、それなら給食でも探してみるねと言ってくれました。
卒業を控えた12月頃、私の家の近くにある介護施設が栄養士を募集しているという連絡があり、ひとまず説明会に行ってくる?と言われたので話を聞きに行くことにしました。
説明会に行ってみると施設の雰囲気や仕事内容も良かったので、ここがいいかも!と思っていたところ、施設側も至急で栄養士が欲しいとのことだったので早速面接をしていただけることになりました。
面接当日もほとんど確認という感じで話が進み、内定をいただくことができました。
進路相談の先生もよかったね〜と喜んでくれて、私自身もホッとしました。
いつも大丈夫大丈夫と言って相談に乗ってくれていた先生には感謝しかないです。

こんなギリギリまで決まっていない子はゼロじゃないけどほぼいなかったそうです。
そらそうか…(笑)
こうして私はなんとか卒業間際に就職先が決まったんです!
最善の選択なら後悔はしない
元々はエステティシャンになろうとしていたのですが、最終的には介護施設で栄養士の仕事をすることになりました。
最後の最後で給食の仕事がしたい!と思えたことは、私にとっても本当によかったなと思っています。
エステの内定を辞退した時、いつか後悔するやろな〜と思ってたんです。
その時は給食の仕事をしたいと思ってなかったから。
両親のためだと思って選んだことでしたが、気づけば自分でやりがいを見つけられてました。
仕事は長く続けられなかったけど、今の自分にとって必要な経験になりました。
色々思い返しても、エステティシャンにならなかったことを後悔することはないんです。
もしエステの道に行ってたとしたらそれはそれできっといい経験になったと思うけど、
栄養士の資格を使わなかった
ということに対しての後悔はずっと残っていたんじゃないかなと思います。
分かりませんけどね!
(笑)
後悔しない結果になったということは、あの時の選択が最善だったのかなと思います。